01ゲームの戦略(4)

改めて説明します。 アレンジとは、フィニッシュに向けて上がりやすい数字を残すために調整しながら点数を減らすことです。 ですのでアレンジを考えるのは上がれる数字になってから、と思いがちですが、そうではありません。 初心者の方であれば2桁になってから考えても良いかもしれませんが、より上のレベルになると01ゲームの戦略(3)で述べたように、3桁の時点で考えることも大事になります。 更に上のレベルになると300前後から考えることもあります。

300前後から考えるアレンジとは

残り300前後から考えるアレンジとはどのようなものでしょうか。
まずは313という数字を考えてみましょう。 全てブルを狙って入ると163になります。 前回も述べたように、163は3投で上がることはできません。 ブルに2本入れた後で20Tに入れると153となり、次のラウンドで上がれる可能性があります。
続いて323ではどうでしょう。 ここも次のラウンドで上がれる可能性を残すためには2投目からトリプルを狙う必要があります。
そして333になると、1投目でブルに入れた時点で次のラウンドで上がれる可能性がなくなります。
333を6投で上がるというのは決して簡単なことではありません。 しかしブルを狙っていては可能性はゼロです。 それを知っているかどうかで勝敗が分かれる場面も、もしかしたらあるかもしれません。
そして300前後でも「外した場合」を想定して投げることは大事です。 よく見かけるのが、パーフェクトなどのブルセパレートの501で、1R目20T、20S、20S、2R目20T、20S、5Tなどで残り306点になった時です。 ブルセパレートの場合、シングルブルは25点しかないので、20Tを狙うのがセオリーですが、306残りで20のシングルに入ってしまった場合、 286残りとなり、例え残り2本を20Tに入れたとしても次のラウンドでは上がることができなくなってしまいます。 しかし、1投目に19を狙っておけば、トリプルに入った場合はもちろん、シングルに入った場合でも残り2本を20T(若しくは20T×1、19T×1)に入れることで次のラウンドに可能性を残すことができます。
306残りはよく見かける場面ですが、19を狙う選手もいれば20Tに2本入った場合の3投目に19を狙う選手もいます。 プロの試合を見ながら、自分ならどう狙うか考えながら見るというのも面白いですよ。

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