グリップの基本

前回は良い飛びのためには腕の振りとグリップが重要であることを説明しました。 では良いグリップとはどういったものでしょうか。 グリップの基本をご紹介したいと思います。

「自然な」グリップが一番

とにかくグリップの基本は力を入れ過ぎず弱すぎず、です。 力を入れ過ぎてしまうと、リリースの際に引っ掛かることが多くなり、上手く抜けません。 逆に弱すぎると今度はすっぽ抜けることが多くなってしまい、コントロールが定まらなくなってしまいます。
もし、まだあなたがダーツを投げたことが無いのであれば、まずはダーツを握ってみてください。 近くにダーツが無ければ鉛筆でも箸でも構いません。できるだけダーツの形状に近い細長い棒を持ってみてください。 基本は初めて手にしたときに握った持ち方で大半の方は問題ないはずです。 なぜならば何も意識しないで手に取ったときの力加減が、ダーツを投げるのに一番適した力加減になっているはずだからです。 意識しないでダーツを手に取った場合、持っているダーツが落ちないようにある程度の力で握ってはいるものの、必要以上にギュッと握る人は少ないと思います。 しかし大半のプレイヤーは練習するにつれて段々とグリップについて考え始め、「もっとこうした方が良いかも?」とか 「あのプロのグリップを真似してみよう!」と意識して変化させているのです。 そして自分の「自然な」グリップから遠ざかってしまい、徐々に癖がつき、自然なグリップを忘れてしまうのです。

基本は重心を3フィンガーで

グリップの基本は3フィンガーといい、親指、人差し指、中指の3本でダーツを握ります。 もちろん、基本なんで2フィンガーでも4フィンガーでも間違いではありません。 プロでも2フィンガー、4フィンガーの選手はいます。 しかし2フィンガーだとすっぽ抜けが多くなり、4フィンガーだと引っ掛かることが多くなると思います。 2フィンガーでもすっぽ抜けずにしっかり投げられるのであれば問題ないと思います。
そしてダーツを持つ位置ですが、重心を持つのが基本です。 チップ、シャフト、フライト全てセッティングした状態で、やじろべえのように指でバランスを取ってみてください。
重心位置
その位置が重心です。 重心を親指と人差し指で握り、中指を添える形になります。
基本のグリップ1 基本のグリップ2
ただ、このグリップが誰に対しても100点とは言えません。 人によって指の長さも違えばダーツのセッティングも違います。 あくまで、自分の自然なグリップで握るよう心掛けましょう。
しかし、こんなグリップは直した方が良いかもしれません。
悪いグリップ1 悪いグリップ2
親指と人差し指でつまむように握るグリップです。 この状態で腕を思いっきり振ったらどうなるでしょう。 おそらくどこかへ飛んで行ってしまうのではないでしょうか。 つまり、すっぽ抜ける確率の高いグリップですね。
また、逆のパターンがこちらです。
悪いグリップ3 悪いグリップ4
しっかり握っているので、すっぽ抜けることはないでしょうが、逆に抜けにくい形になってますね。 基本的にはいい感じにグルーピングしているのに、たまに19Tあたりに刺さること、ありませんか。 そんな方は抜けにくいグリップになっている可能性が高いです。

グリップを変えると最初は違和感があると思いますが、飛びに問題がなければそのまま練習してみてください。 グリップは時間が経つと自然と慣れるものです。 飛びに問題のないグリップが自然なグリップになれば、自然と良い飛びが身についているでしょう。

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